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トータルケアサービス/しつけ教室

長寿の秘訣は口腔のケアから!

歯周病の細菌は、口臭の原因になるだけではありません。血管を通じて内臓器に運ばれ、全身疾患へも影響を起こすことがわかっています。
「全身の健康維持は、口腔内のケア」からといっても過言ではないのです。ペットのきれいな歯を保つには、ご自宅での継続ケアが欠かせません。
当院では付着してしまった歯石を除去したり、抜歯したりする外科的治療のほか、予防歯科に重点をおき、愛犬と一緒に参加できる歯磨き教室を定期開催しています。

長寿の秘訣は口腔のケア

とっても怖い「歯周病」

歯周病とは、歯のまわりにある組織(歯周組織といいます)に起こる、さまざまな疾患の総称です。歯周組織は、歯肉(歯ぐき)・セメント質(歯の根元の表面部分)・歯槽骨(歯を支える顎の骨)・歯根膜(セメント質と歯槽骨をつなぐ膜)といった組織で構成されています。歯垢に含まれる細菌が毒素を産生することで、以下のような疾患を起こします。

歯周病
歯肉炎 歯垢のつきやすい歯どうしの間・歯肉の縁に発生します。
歯肉の腫れや出血などの症状が表れます。
歯周炎 歯肉炎が進み進行すると、歯周ポケット(歯と歯肉のすき間)が深くなり、そこに歯垢が溜まることで内部まで感染が広がります。
歯のぐらつきや歯肉からの排膿といった症状が表われるだけでなく、顎の骨が薄くもろくなり、小さな衝撃を受けただけでも折れやすくなってしまいます。
瘻管形成 感染は目の下や鼻腔といった周囲の組織にまで浸潤します。目の下の腫れや鼻血・くしゃみといった症状のほか、穴を開けてしまい、そこから排膿が起きる場合もあります。

3歳以上の犬・猫のうち、なんと80%がこの歯周病に罹患していると言われています!
さらに歯周病の細菌は血管を通じて運ばれ、肺や心臓・肝臓・腎臓など内臓器に届き、肺炎や髄膜炎・心内膜炎などの細菌感染症を引き起こします。

また、代謝にも悪影響を及ぼすため糖尿病にも関係があることがわかっています。口腔内の痛みで食事が食べられなくなるケースも少なくありませんので、ストレス値が高くなり、心身ともに悪影響を及ぼします。ちなみに、人で問題となる”う蝕”(むし歯)は、食性や歯の構造・唾液のpHなどの違いにより、犬・猫では稀です。

ストレスに配慮した歯石除去を

歯垢は3日で石灰化し固くなり、これを歯石と呼びます。歯石が付着した歯は表面がザラザラとし、さらに歯垢が付きやすくなり、さらに歯周病を悪化させる悪循環となります。

歯石は歯みがきで落とすことができませんので、動物病院で”スケーリング”と呼ばれる歯石除去の治療が必要となります。当院では、ペットへのストレスを軽減するよう、麻酔下で行います。麻酔をかけると聞くと、「かわいそう」などとマイナスのイメージを持たれる方もいらっしゃると思いますが、無麻酔で押さえつけて治療を行うことは恐怖心を与え、口元を触ることを嫌がるようになったり、攻撃的になったりするなど、ペットと人の信頼関係を壊してしまうことが懸念されます。
麻酔法に関しては、事前の検査など十分な安全性を考慮して行いますので、ご不明な点はどうぞお気軽にお尋ね下さい。

お口の定期検査を受けましょう

「正しいホームケアができているかどうか」「口腔内の状態はどうか」 定期的にプロの眼でチェックしてもらう週間をつけましょう。

子犬・子猫の場合、生後6か月齢前後で乳歯が抜け落ち永久歯に生え変わりますが、その際乳歯が抜けず残ってしまうことがあります。これを放っておくと歯並びに問題を起こし、噛み合わせが悪くなるだけでなく、将来ひどい歯周病を起こす原因にもなります。
このように、口腔内の問題は高齢のペットだけに起こるわけではありません。全てのライフステージにおいて、定期検査は必要だといえます。

お口の定期検査

個々のペットに合わせたデンタルケアを

若齢でこれから歯みがきを始める場合・すでに歯周病にかかってしまった場合・歯科治療後の場合など、それぞれのペットによって必要なケアは異なります。口腔内の状態に合わせ、歯みがき練習指導やケアのご提案をさせていただきます。各病院で歯みがき教室を開催していますので、ぜひお越しください。

々のペットに合わせたデンタルケア

歯みがき教室開催スケジュール

明治通り病院 毎月第3土曜日 15時〜
日光街道病院 毎月20日前後
(お問い合わせください)
15時〜
市川橋病院 毎月第3日曜日 10時〜
三ツ目通り病院 毎月第2土曜日 13時〜
葛西橋通り病院 毎月第3日曜日 12時半〜

ご参加はご予約制です。愛犬の同伴にはワクチン接種・ノミ予防・便検査が必要となります。月により開催スケジュールは変更される場合がございますので、詳細はイベント情報でご確認下さい。ご都合やご要望に合わせ、個別指導も承ります。お問い合わせフォームまたは、各病院へお電話でお申込み下さい。